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環境省が担当している宮島のシカ対策協議会の名称は「宮島シカ植生被害対策連絡会議」となっています。
つまり、基本的には、宮島の植物に対する影響や対策を考えることが主であって、観光客や地元の人たちの暮らしに対する影響のことは議論の対象になっていない会議だと考えています。
もっと総合的に人々の暮らしと野生動植物との関わり方をちゃんと考える必要があるように思います。
とくに宮島の地元の人たちに必要です。
「宮島シカ植生被害対策連絡会議」では以前、宮島の全町民を対象に「シカに対する意識調査」をされています。
『地元の人が「シカ」に対してどんな考えお持ちか既に調査がしてある。』
地元の人が、シカのことを宮島の歴史や文化のことも含めてよく理解した上で回答しておられたのかどうか・・・
連絡会議事務局からは『もちろん、自分たちの日々の暮らしにかかわることですからマジメに考えて回答しておられます。』という回答が返ってくるでしょうね。
「シカ」の問題だけに限ったことではないのですが、貴重な歴史遺産を身近に置き、行政機関をはじめあらゆる団体で「世界遺産」を枕コトバに使い、日々大勢のお客様が来てくださる、というあまりにも恵まれ過ぎた現状に甘えていることに「今そこにある危機」を感じております。 |
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